住宅ローンを借り入れるという場合、長期にわたり返済をしていくという方が大半でしょう。
だからこそ、金利の仕組みや特徴などについての知識を持っておくことが大切なのです。
そこで、ここでは不動産物件を購入する際に知っておきたいローンの金利の仕組みや特徴を考えてみたいと思います。
金利水準を確認することは大前提と考えておくことが大切
金利は低いほどに「利息が少なくなる」ということがいえるでしょう。
ということは、総返済額も少なくなるという事が言えるのです。
具体的に言えば、金利が3%と2%の場合、1000万円を借りて35年で返済をしていく場合、総額で考えていくと225万円近くの違いが出てくるのです。
まずはこの違いを把握しておきましょう。
1%でもこれだけの差が出てくるのです。
また、住宅ローンの場合「ローン申し込み時」ではなく「ローン実行時」の金利が適用されるという事も知っておきましょう。
簡単に言えば、住宅ローンを申し込んだ際の金利よりも、実際の借り入れがスタートする際の金利が高くなる脳性もあるというわけです。
このことから言えるのは、「金利上昇のリスク」というものを考えていただくというところにあります。
ですから、不動産物件を購入する際には、ある程度余裕のある資金計画を立てていただきたいと思います。
資金計画につきましては、不動産会社などで相談をすることもできます。
返済方法を認識し確認をしたうえで選んでいくことも大切なポイント
元金と利息の返済方法についても触れておきましょう。
大きく分けると2種類のものがあります。
まずは「元利均等返済」です。
これは、毎月の返済額が一定となる方法ですから、計画を立てやすい方法ともいえるでしょう。
これが大きな魅力であり特徴ともいえるのです。
とはいえ、元金の返済ペースが遅くなりがちというのもまた要素となってきます。
となると、借入期間を考えた時、総支払額が多くなる可能性もあるのです。
「元金均等返済」につきましては、元金の返済を早く進められることが出来る特徴とメリットがあります。
早く進めることが出来るという事は、毎月の返済額がどうしても多くなってしまうという点が考えられるのです。
総支払額で考えるかそれとも、返済を早く進めていきたいという場合かというのをここによって検討をし、自分にとって合った方法を検討していただくのが良いかと思います。
この2つの特徴とメリットそしてデメリットを知っておきましょう。
金利の特徴やローンのスタンスを知って快適な環境をつくる
今回は、金利・住宅ローンなどについて見ていきました。
購入をする際に必ずといってよいほど大切になってくる要素ともいえますので把握をしていただきたいと思います。